こんにちは、寧々です。
子育ての中で、育てる側も子供も負担が大きい『オムツはずし』。
『できるかな…』『失敗したら…』とハラハラドキドキ、親も子も大変です。
神経質になりがちな場面でもあります。
そんな時こそ大切なのはユーモア。
今回は、少し大きく生まれた次男のオムツはずしの大失敗から学んだことをもとに、笑顔で乗り越えるオムツはずしのコツを書いていこうと思います!
Contents
オムツはずしはいつから始める?
オムツはずしは、子供の成長スピードも、はずれる年齢も方法も様々。
早めに始めても、イライラやストレスが溜まってしまい、子供のやる気を奪ってしまっては元も子もありません。
トイレトレーニングは育てる側の思う通りにはいかないもので、我が家の場合は長男・次男ともに、完全にオムツがはずれたのはかなりゆっくりでした。
上の子は5歳。下の子は4歳。
上の子は失敗したくない気持ちが強く、夜のオムツがなかなか取れず、下の子は頑張ろうとしたがゆえに大失敗して長引きました。
オムツはずし、始めどきは?
トイレトレーニングを始める年齢については、2~3歳が多いようです。
オムツはずしにいは大きく分けて3つの大きな柱があります。
■オムツはずしの種類■
・おしっこがトイレでできるようになる
・うんちがトイレでできるようになる
・夜ねむる時のオムツがはずれる
オムツはずしに向けたトイレトレーニングの開始時期は、近年ではゆっくりな傾向にあり、身体の機能の成長とともに完了します。
■トイレトレーニング・オムツはずしのはじめ時■
・衣服の脱ぎ着ができるようになる。
・言葉を理解してこうしようね、ああしようねが分かるようになる。
・おしっこを貯められるようになり間隔があくようになる。
・大人の真似をしたり、トイレに興味を持つようになる。
【長男のオムツはずし】は長男主導でのんびりと
長男はオムツが濡れる30分前からギャン泣きする子でした。
しかし、初めはなぜそんなに激しく泣くのかが全く分からず、オロオロ。
『お腹が痛いのかな?』
『まさかひどい病気では』
不慣れな子育て、色々な思いがわいてきます。
一人きりの育児、どうすればよいか分からなくて泣いてしまうこともありました。
体温を見たり、何度もオムツをチェックしたりしても濡れていない…。
そんなことが続きます。
長男の意味不明なギャン泣きに途方に暮れていたある日、またいつものように酷く泣き始めた長男。
オムツを確認しても濡れていない。
でも、その日はちょうどおしっこの出るタイミングに出くわしました。
オムツが濡れたタイミングで泣き止みました。
『なるほど…!まだおしっこの存在を知らないから、おしっこが出そうで気持ち悪いのにどうすれば良いか分からないから泣いていたのか…』
理由が分かればこっちのものです。(笑)
長男が生まれてからずっとオムツかえの時には『きれいきれいしようね』という言葉を使っていたので、おしっこが出た直後にオムツを指差して何の話かが分かるように『きれいきれいね』と言いながらオムツを交換。
その言葉が何を意味しているか理解したのか、長男はその日から泣かなくなりました。
トイレトレーニングを始めたのは1歳半の夏。
その年は成功せず、2歳に。
失敗したくないという思いからか、オムツを使いながらトイレでは脱いでと、オムツはずしを頑張りましました。
昼はトイレに座り、夜はオムツという感じでした(^▽^)/
おねしょをしたくない長男は夜のおむつがはずれたのは最終的には5歳でした。
本人の気持ちにある程度任せることを決めていたので、経済的には大変でしたが、納得してオムツがはずれるまで長男と一緒に頑張りました。
【次男のオムツはずし】は自発的で大失敗!
チャレンジャーな次男のオムツはずしで私は、大きな大きな失敗をしました!!
子供の心には再起不能レベルの挫折です!!!!(;▽;)
それは『周囲からの心無い言葉』にさらされた結果でした。
次男のオムツはずしを完全に失敗した話しを、次にまとめます。
次男のオムツはずしを完全に失敗した話し
トイレトレーニングを初めたばかりの時に、前向きに頑張る子に決してかけてはいけない言葉があります。
心無い言葉にさらされると子供の心は打ち砕かれます。
それだけオムツはずしは繊細で神経を使う場面です。
大失敗!!!前向きトイレトレーニング。
長男の育児から、オムツはずしの時期はある程度本人に任せるのが良いと考えていた中、2歳の夏を前にようやくやる気になった次男。
少しずつ自宅でも保育園でも練習し始めていました。
お盆に義実家に泊まりに行った時『他の孫たちが外れているのに』という言葉で『じゃあやってみる』となった次男。
意気揚々とパンツを履いてトイレトレーニングにチャレンジ。
本人も「大丈夫」と前向きに頑張ろうとしていたので了承。
しかし、フラグ立ちまくり。
トイレの前まで走っていったけれど間に合わず。
しっかり、フラグ回収。(おしかった!)
ちょうど近くにいた大人から一斉に次男へ心無い言葉がかけられました。
■周囲から一斉にかけられた言葉■
『あーあ』
『やっぱりだめじゃん(笑)』
『なんで早く行かなかったの?』
『きたないなぁ』
やる気になって頑張った結果、馬鹿にされ、完全にプライドを打ち砕かれた次男。
みるみる表情が曇りました。
「頑張ったんだから大丈夫だよ」
と言葉をかけ、床を急いで掃除。
その日以来、『プライド』と『自信』が同時に崩壊した次男は、オムツ生活に逆戻りしました。
それどころか、精神的なショックから、頻尿に。
保育園でも「30分に一回トイレを気にして困っています」と病院に行くように言われ病院へ。
機能的にはなんの問題もなく、心因性と判断されました。
「そりゃ、そうだ」です。(涙)
あの時、周囲からかけられた言葉の不用意さに、真面目に泣きましたし、今思えば私がもっと怒ってよかったのではと反省しています。
どんな大人も、自分たちも通ってきた道です。
優しい気持ちで子供の成長を見守ろう!
教訓。『オムツはずしは、少人数で自宅から!』
■この出来事での反省点■
・次男のやる気に負けて義実家での初トイレトレーニングを許してしまったこと。
・最初に義実家や父親に、失敗した時の取り決めをしていなかったこと。
・私が周囲から投げかけられた言葉に対し、強い言葉で怒らなかったこと。
それからは、なんとか、心のケアをして頑張りました。
オムツはずし、1年間の延長決定!!!(:▽:)/ ありがとう!!!!!!(怒)
オムツはずしを楽にする誘い方のコツは?
先日『トイレトレーニングを始めようと思うけれど、オマルに座るのを嫌がって』という話を聞き、自分の時のことを思い返しました。
どんなにトレーニングに誘っても、始めは嫌がって、なかなかすんなりとオマルやトイレには座ってくれないこともありますね!
絵本もたくさん出されるほど、子育ての中でトイレトレーニングは重要です。
トイレトレーニングを始める時、大人の感覚でやらせようとしても、子供が嫌がったり、まだできないことに焦ってしまうこともしばしば。
オマルやトイレに座ることを無理なく楽しむための一工夫があると楽になります。
子供が楽しんで座りたくなる、オマルへの誘い方をご紹介します!(^▽^)b
楽しく誘うトイレトレーニング
我が家のオムツはずしでは、いただきもののキティちゃんのかわいいオマルを遊びに取り入れていました(笑)
オマルとして使うのではなく、最初は座るのに慣れるためにおもちゃとして使いました。
それは何故か。
『遊びとリンクさせて、まずは座ることに慣れよう!』という考えからです。
新しいことに臨む時、大人だけでなく、子供にもストレスがかかります。
させる側が神経質になってしまうと、子供にその気持が伝わって、緊張し、させようとする事柄を拒否しがちになることがあります。
大切なのは、大きな目的を隠して、子供に楽しさを提供すること。
サラリと通りすぎることができるように、『お膳立て』してあげることが重要です。
このことは、子育てのどの場面でも使うことができます。(^▽^)/
オマルの紹介は印象的に!
『パンパカパーン!!!!』
『新しいおもちゃを紹介しま~す♡』
という感じで!
最初はオマルに座るのを嫌がっている子も、興味が持てればあっという間。
トイレトレーニングに楽しんでトライできると思います!
オマルで遊び慣れた頃に、座っているものが本当は何なのか、種明かしをしてくださいね!
でないと、オマルの中におもちゃが大量に突っ込まれたまま、使う機会が無くなることになります。(笑)
ここまでいけたら、本格的なトイレトレーニングの始まりですね!
この他にも、オマルや補助便座に絵を貼ったり、好きなアニメなどのャラクターを貼り付けたり、周囲の見える場所に飾ったり、楽しい雰囲気を持ち込んで慣れていけたら良いですね!
トイレが個室である感覚を怖がらないために、個室感を出した遊びを早い段階から取り入れて見るのも良いですね!
ユーモア満載で無理なくトイレトレーニングが開始できると、育てる側の負担も減りそうです!
できないことをできるようになる達成感をつくっていこう
■トイレトレーニングの種類■
・いきなりパンツ
・とりあえずトレーニングパンツ
・オムツと併用
どんな方法からでも、行ったり来たりしても、できたらみんなでお祝いすればいいのです!
それぐらいゆるくいけたら、お互い気持ちも楽だと思います!(^▽^)
楽しく面白く自宅でオムツはずしはチャレンジの【結論】
ドンと構えて、子供の辛さを取り除こう!
■トイレトレーニングのイメージ■
・トイレは気持ち悪くて怒られるもの ➡ 気持ちよくて楽しいもの
・トイレは面倒くさいもの ➡ トイレ楽しい
・トイレやオマルは嫌なもの ➡ 座るの楽しい
【結論】:『トイレトレーニングを楽しもう』
まとめ
成長とともにはずれるオムツ。
トイレトレーニングもオムツはずしも、神経質にならなくても良いのかもしれません。
でも、その時は必死でそうは思えない。
オムツはずしには子供の性格が大きく関わっているのだという教訓と、場所を選ぶという反省を得ましたが、最終的には『本人に任せる』選択をしました。
毎日頑張る子育て中の皆さん、本当にお疲れさまです!!
子供たちが、少しでも楽しく、オムツを卒業できますように!